クルクル回して上昇!【洋】PDCAサイクルと【和】知覚動考の意味と共通点

クルクル回して上昇!【洋】PDCAサイクルと【和】知覚動考の共通点

もしかしたらあなたも耳にしたことがあるPDCAサイクルという言葉。

それに比べると認知度が低いかな!? 知覚動考という言葉。

共に企業の教育や訓練に多く活用されているマネジメント用語(手法)ですが、最近ではビジネスの場以外にも、学校、医療、看護などの現場でも頻繁に使われるようになってきています。

この記事では、PDCAサイクルと知覚動考の意味。それと、それぞれから見られる共通点をお伝えしていきます。

PDCAサイクルとは?

PDCAサイクルとは、Plan(計画) ⇒ Do(実行) ⇒ Check(評価) ⇒ Action(改善)の頭文字を取ってPDCAサイクルと呼ばれています。

元々は品質管理や生産管理などの業務プロセスを見直し、より円滑に進めていくための手法として提唱されましたが、現在では多くの事柄にも当てはめられ取り入れられています。

Action(改善)で改善点や修正点を見出したら、またPlan(計画)に戻り繰り返し継続していくことで、スパイラル式に問題点の改善やさらなる向上を図り続けることが出来るという手法です。

Plan(計画)からAction(改善)までを順序だてて説明していくと・・

p
Plan(計画) - ゴールや目標を設定して、それまでのプロセスや行動計画をたてる。

d
Do(実行) - Plan(計画)で作成した行動計画に沿って実行していく。

c
Check(評価) - 実行した結果とPlan(計画)で決めたゴールとの比較から問題点を洗い出す。失敗した時だけではなく、成功した場合もその要因を探るとなお良い。

a
Action(改善) - Check(評価)からでた問題点の改善や修正を行っていく。

そしてまたPlan(計画)に戻りブラッシュアップさせていく・・ といった具合です。

では、わかりやすく簡単な具体例を出してみましょう。

【具体例1】

Plan(計画)
新商品開発【例】ボディクリーム
 ・いつまでに? ・市場調査 ・競合調査 ・類似品調査 ・ターゲット・・

Do(実行)
 Plan(計画)で作成した行動計画を実行していく。

Check(評価)
 ・インパクトにかける ・コストが高い ・競合他社との比較 ・ありきたり・・

Action(改善)
 ・強烈なキャッチフレーズ ・容器を変えてみる ・使用成分で代替え出来るものがあるか!? ・今までにない香り・・

ちょっとパターンを変えてみて、

【具体例2】

Plan(計画)
人材育成【例】部下に伝えたことを的確にこなしてもらえるようにする。
 ・部下の目を見ながら話す ・部下のものさしに合わせて話す ・自分の仕事ぶりを見せる ・すでにできている部下に教えさせる・・

Do(実行)
 Plan(計画)で作成した行動計画を実行していく。

Check(評価)
 ・きちんと理解していない ・コミュニケーション不足 ・難しい用語を使いすぎた ・すでにできている部分を指摘していた・・

Action(改善)
 ・部下の理解度を確かめながら話す ・飲みに行く、声をかけて何気ない会話 ・語彙、ボキャブラリーを増やす ・部下の仕事ぶりをきちんと見る・・

ざっくりと例をだしましたが、小さなことから大きなことまでも事柄を当てはめてPDCAサイクルを回していくことができますね。

実際には私は、2回目からのPlan(計画)とAction(改善)は同じものだと捉えていて、P ⇒ D ⇒ C ⇒ A(P) ⇒ D ⇒ C ⇒ A(P) ⇒ D・・・

と、改善の時点で次の実行の計画もたてているはずなので、正確には上記のサイクルでは!? と思っています。

既存のものから新たにプラスしていくには、またPlan(計画)を付け加えて計画を練っていくことは必要です。

知覚動考(ちかくどうこう)とは?

まず初めに、読み仮名をふっていなかったので、読み方は知覚動考(ちかくどうこう)と読みます。

知覚動考とは、誰が言ったか知らないが、仏教や禅で使われている言葉で、私自身は以前勤めていた会社で教わった言葉です。

どこからどう伝わったのかも分かりませんが、この言葉も多くの企業や教育の場などでも活用されています。

読んで字のごとく、知(知って) ⇒ 覚(覚えて) ⇒ 動(動いて) ⇒ 考(考える) そしてまた知に戻り繰り返し継続していくことで、スパイラル式に問題点の改善やさらなる向上を図り続けることが出来るという手法です。

では、知から考までを順序だてて説明していきますね。

chi
- 新しい物事を知る。取り入れる。

kaku
- 知った物事を覚える。インプットさせる。

dou
- インプットした情報を実行する。行動に移す。

kou
- 行動した結果を元に検証・改善する。考える。

そしてまた知に戻りブラッシュアップさせていく・・ といった具合です。

では、わかりやすく簡単な具体例を出してみましょう。

【具体例1】


 業績の上がっている会社の一例を知る。


 どういった例なのか? どのようにしているのかをインプットする。


 一年で一番大きな失敗を起こした人を表彰する。(多くの社員に失敗を怖れずチャレンジしていってほしいという意味)


 ・チャレンジする人は多くなったが、失敗を軽減するにはどうしたらいいか?
 ・モチベーションを維持させていくにはどうしたらいいのか?

上記の例は実際にあった一例です。

他には、一般的にありそうな例に当てはめてみましょう。

具体例2


 好きな洋服が安売りしている情報を知る。


 お店・場所はどこにあるのか? どんなブランドなのか? どのくらい安いのか?を頭に入れる。


 実際に買いに行く。


 ・もっと早く行ければ安くて良いものがあった。
 ・定期的にお店の情報をチェックしておこう。
 ・いついつまでにお金を貯めておこう。

と、こちらもざっくりとした例ですが、PDCAサイクルと同じ様に多くの事柄に対してサイクルを回していくことができますね。

実はこの言葉の読み方を変えて、知覚動考(ともかくうごこう)と合言葉のように言われています。

PDCAサイクルと知覚動考の共通点と本質

これまで、PDCAサイクルと知覚動考の意味を解説してきたわけですが、二つのサイクルってどことなく似ているような気がしませんか?

順番こそ多少違うものの、

Plan(計画) = 知・覚 知るというのは、聞いたりするだけではなく自分で調べたりすることでもあります。覚えるというのは知った内容をどう行動に移すのか計画だてることにもつながります。

Do(実行) = 動 実行、行動していく点で同じですね。

Check(評価)・Action(改善) = 考 改善点、問題点を見付ける点で同じですね。

PDCAサイクルを和風にしたら知覚動考というような気がします。

個人的にはPDCAサイクルも知覚動考もマネジメント手法うんぬんの前に、人の基本的な根底にあるものであって、『人として』だとか『心の教育』のように個々を高めることにもつながることだと思っています。

小さな事柄でも、大きな事柄でも、二つの考え方が根っ子にあれば、サイクルを回し続けている限りそれぞれの事柄がやがて大きな木になっていく・・

そういったイメージでしょうか!?

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知覚動考の最後でもお伝えしましたが、知覚動考(ともかくうごこう)、ともかく行動に移すことが大切です。

多くの人は有益な情報を手に入れてもなかなか行動しません。

行動・実行しなければ何も現状からは変わりません。

ただ、行動すればよいのではなく、行動した後にはきちんと問題点や改善点を洗い出し、それを修正しながらまた行動していく・・

PDCA・知覚動考のサイクルをワンセットと考えて良いスパイラルを生み出していきましょう!

[記事公開日]2014/11/27
[最終更新日]2016/07/18

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