皆既月食2014年10月8日は日本全国で見れるって!?
2011年の皆既月食から約3年ぶりに日本全国(沖縄の一部は除く)で大々的に見ることのできる2014年10月8日の皆既月食。
天気予報によると全国的に晴れる模様なので、周囲の明るい繁華街以外のような場所であればどこでも観察することができるでしょう。
次回は2015年4月4日ですが、継続時間(約13分)が短いためきちんと見れるかわかりません。さらには今回のように全国できれいな月食を見ることができるのは2018年1月31日。
・・・まだまだ先ですね(^_^;)今回ははっきりと見て楽しむことのできるチャンスですよ~。
そもそも皆既月食とは?
皆既月食とは太陽、地球、月の順に一直線上に並ぶ時に、太陽が照らす地球の影に月がすっぽりとおさまってしまうことを言います。
影に入り始めの頃は「部分色」。影の中心に近づき月全体が地球の影に入ることを「皆既食」と言います。
皆既日食(太陽、月、地球の順に一直線上に並ぶ時に太陽が月に覆われてしまう現象)のように月が太陽を覆い真っ暗となってしまうのに対し、皆既月食では月が地球の影に覆われても真っ暗となりません。
これは太陽の光が地球を通り過ぎる際に、地球の大気によって太陽光が屈折する現象にあります。波長の短い青い光は地球の大気によって分散され、波長の長い赤い光は大気を通過し屈折して地球の裏側を照らします。
そのため、皆既月食時はブラッドムーン(赤い月)とも呼ばれ赤銅色に見えるようになります。
皆既月食が見れる時間は?
月食は日食のように見る場所によって時間が変わることはなく、同じ時刻に始まり、同じ時刻に終わっていきます。
10月8日の夕方6時14分頃~ 部分食が始まります。だんだんと白い満月が欠けていきます。
夜7時24分頃~ 月全体が地球の影に入っていく皆既食に入っていきます。その間は月が赤銅色に見えていきます。
皆既食が始まり、地球の影の中心に月が最も近づく夜7時55分頃が最大に月が覆われるピークの時間です。
夜8時24分頃~ 皆既食が終わり部分食へと移っていきます。次第に月がいつもの白い月へと変わっていきます。
夜9時34分頃 部分食が終わり、日常に見ている月へとまた戻っていきます。
下記の動画では今回の月食がどのように変化していくかのシミュレーションが公開されています。参考にしてみてください。
スピリチュアルな観点から・・
目視では確認することのできないパワーですが、古くから月と神秘的な力の関係は深いものがありますね。
月食は人生を変えるような大きなパワーが放たれると言われています。ちょうど、10月8日のこの日は人生の変革期とも言われています。
特に今回の皆既月食が行われる方角は牡牛座(リーダーシップを表す星座)のエリアなので、あなたを中心に周囲の環境やもっと大きな規模で変化を与えることのできるパワーを得られるかもしれません。
また、「新月や満月の日には、事故や犯罪などの人為的被害の他、津波、地震、火山の噴火などの自然被害が多くなる」という統計データがあるように、引力との関係で地球に変化が訪れたり、人間にも精神状態が乱れる人が多いことも事実です。
視覚的にもブラッドムーン(赤い月)が、より燃えるような気持ちを湧き立たせるのかもしれませんね。
自分自身のことを知り、また外部からの力をもらえる知識を蓄え、あなたの力へと上手に吸収していくとよりパワーアップしたあなたに出会えることでしょう。
皆既月食イベント・キャンペーン・中継
全国各地では皆既月食のイベント・キャンペーンが開催されていたり、動画で視聴できる中継なども行っています。
【イベント】
こちらのページで全国のプラネタリウム&公開天文台のイベント情報を確認することができます。
【キャンペーン】
「皆既月食を観察しよう 2014」キャンペーン - 国立天文台
全国各地で見える月食の色を報告しあったり、記録用紙をダウンロードすることができます。
「みんなで皆既月食を観察しよう」 キャンペーン - JAXA 宇宙教育センター
写真やスケッチを投稿して各地の月食を共有することができます。
【中継】
星の子館 2014年10月8日・皆既月食インターネット中継サイト
こちらのページで全国の中継サイトを確認することができます。
[記事公開日]2014/10/07
[最終更新日]2014/11/19
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