「感謝の気持ち」に気付いて好転させる3つのコツ
あなたが人に対して「感謝の気持ち」を抱く時はどういった時でしょうか?
「感謝の気持ち」といっても、大きなものから小さなものまで・・
素直な心で「ありがとう」という言葉で気持ちを伝えることができているでしょうか?
この記事では、『「感謝の気持ち」に気付いて好転させる3つのコツ』についてお伝えしていきます。
1、些細な事にも「ありがとう」という言葉を
どんな些細な事にも、あなたの周りであなたの為に動いてくれている人はいます。
・道端で落とし物をした時に拾ってくれた見ず知らずの他人
・電車で席を譲ってくれた
・近くの物を取ってくれた
など、小さな事でも誰かがあなたの事を思ってしてくれた事です。
素直に「ありがとう」という言葉をかけましょう。
感謝の気持ちも述べずに当たり前のように振る舞われていると、どんなにお人好しの人でも嫌な思いを抱いてしまい次第に何もしてくれなくなってしまいます。
見返りは求めてはいないものの、誰しもやった事に対して感謝の気持ちを表してもらいたいものです。
しっかりと気持ちを込めて「ありがとう」という言葉を伝えましょう。
その気持ちが、またあなたの為にやってくれたり、今度はあなたが誰かの為に何かをしてあげようという原動力になったりします。
2、日常の「当たり前」を見返してみる
日々、日常を繰り返していると「当たり前」のように意識はしなくなってきているかもしれないが、たとえあなたが一人であっても目の前にある物には人が関わっています。
食品一つをとっても、生産者がいますし、物にも生産者・製造者がいます。
また、着ている服や帰る家、歩く道・・
それぞれ何かしらの想いをのせて届け、時間と労力をかけ作り上げています。
それらがあって、あなたは今そこに立っているわけです。
決して自分一人なんてことはなく間接的にでも人が関わっており、多くの人によってそこに立つことができています。
「当たり前」と思われている事を見返してみることで、物へのありがたみや感謝の気持ちが生まれてきますね。
自分自身が人によって支えられている。 ということもそうですし、人の役に立つ物を生み出そうというモチベーションの向上にもつながります。
3、「感謝の気持ち」は後からやってくる
感謝の気持ちを抱くのは、その時に起こった出来事以外のこともあります。
・ビジネスで1億円の売上を上げた時
・エベレストの登頂を果たした時
・結婚式での花嫁から両親への手紙
何かを成し遂げたり、困難を乗り越え達成した後や願いが成就した時などに浮かんでくる感情・・
「応援してくれたみんなや、支えてくれた人に感謝の気持ちでいっぱいです!」
「心より感謝申し上げます。」
「何とお礼を申し上げてよいのか、感謝の言葉もありません。」
「育ててくれたお父さん、お母さんに感謝です。」
そんなコメントやメッセージを言葉や手紙、メールなどにのせて伝える人をあなたも目にしたことがあると思います。
上記のような感謝の気持ちは経過段階では抱くことができずに、達成したことによって振り返ると感謝の気持ちとして生まれてくるものです。
ですので、その途中経過で諦めてしまったり、投げ出したり逃げてしまった人には生まれてこない感情です。
時には怒られたり、批判されたり辛く苦しい思いをしたこともあるでしょう。
そんな思いにも正面から受け止め、乗り越え達成した結果に「感謝」という気持ちが芽生えます。
辛く苦しい思いをしたほど返ってくる喜びも大きいものでしょう。
そんな経験をした人ほど、後から感謝の気持ちが芽生えてくることを知っています。
だからこそ、途中経過にも「ありがとう」や「感謝」として人の気持ちを受け止め、自分の力に変えることができます。
まとめ
一人でやっているように見えることにも、必ずどこかに「人」が関わっています。
自分だけの強い想いも大切ですが、そこに人の想いや感情が上乗せされることで、より目標達成への気持ちが強くなります。
怒られることも批判されることも自分のため。むしろ、本音をぶつけてくれる人がいるほどありがたい環境ですね。
あなたが今までしてきた事はどこかで人の役に立っていますし、反対に誰かがしてきた事があなたの役に立っていることもあります。
何事にも感謝の気持ちを持ち前向きに取り組むことで、知識や技術、精神力など自分の力になっているはずです。
「人」に対して暖かい心を持って人生を好転に導いていきましょう。
2016年のリオデジャネイロのオリンピックにて金メダルを取った、内村 航平選手、ベイカー 茉秋選手のコメントでは、
「支えてくださった皆様やファンへの感謝」
という言葉の後には、
「幸せです。」
ということを言っています。
大業を成した後には、「感謝」の気持ちの先に、「幸せ」という感情を得られるようです。
そこまでのレベルで「幸せ」を感じられるよう、日々感謝の気持ちを忘れずに精進していきたいものですね。
[記事公開日]2016/08/15
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